今回紹介するチューニングマシーンは、沖縄ではお馴染み?になってきた
スパイスの一号機!!"SUZUKIスワニーRS100"です。
かっこいいネーミングとは裏腹にタイムの方は伸び悩み未だ3.612となってます。。。
この車両製作を発案した時、知人(DNA2輪部隊長とも言う)が面白いという事で
RS125のパーツを色々提供して頂来ました。お陰様でマシン製作がスムーズに行きました。
Special Thanks!!
そろそろ本題に入りたいと思います。この企画で最初に悩んだのが
ボア/ストロークの差、ピストンピン径の違い
などなど色々ありましたが取りあえず開始です。
まず最初に悩んだのがピストンの選択。
RS125の排気量はは54×54.5。アドレスV100は51×46。
どう考えても?付きませんねぇ〜(^^;)
取りあえずストロークをかせごうとカメレオンファクトリーさんの
ロングストローククランク(49.4mmタイプ)を購入!取りあえず少し近くなりました。
その後考えたのはピストンの選択!54パイのピストンといえばスクーターフリークならJOG90用の
キタコさんのボアアップと思うでしょう。まさにその通り!!まず最初に準備したのがJOG用54mmピストン。
このパーツで製作開始です!
形、サイズが異なる3つのピストン。
V100ピストンが51パイのピン径12mmでピストンピンからピストンのTOPまでが24mm。
JOG90用のボアアップピストンが54パイのピン径12mmのTOPまでが30mm。
RS125のピストンが54パイのピストンピン径が14mmでピストンTOPまでが25mm。
V100のロングストローククランクにJOG90用のピストンを使うと
ストローク+ピストンピンからピストンTOPまでが49.6mm+30mmで79.6mm。
RS125のストローク+ピストンピンからピストンTOPまでが54.5mm+25mmで79.5mm。
ピストンピン径もV100とJOG90は一緒なので、、、
あらら、こんなにも近くなっちゃいました!!
次はRS125のシリンダーをアドレスV100のE/Gブロックに取り付ける作業です。
この作業は旋盤が無いと出来ません。てな事で実家の旋盤でつくっちゃいました。
スペーサーの厚みは5.5mmで製作。ベースからシリンダーのTOPにより計算しました。
写真の通りに製作し、スペーサーにてシリンダー、ブロックの掃気ポートのツジツマを合わせます。
スペーサーをベースに固定する時は皿ボルトで取り付けます。
注意するのはノックピンはしっかり残しておくことです。
シリンダーの固定はスペーサーに穴あけ加工の後、タップを立てネジ山を作成、そこに固定します。
この作業もノックピンは必ず取り付けます。
これでブロックにRSシリンダーが取り付きます。
以外に簡単に行けるかも!!なんて思いながらウキウキ気分で作業を進めて行くと落とし穴が!!!!!!
シリンダーを組み付けてヘッド側から覗き込むとピストンTOPはバッチリですがピストンを下死点まで下げると
あれあれ?各ポートが半分ぐらいしか開かない!!!
そりゃそうです。ストローク+ピストンTOPしか考えていませんでした(^^;)
ストロークが短い為ピストンが正規の下死点まで下がらないと言う事です。
ここまで来たら止める訳にはいきません。取りあえずベースガスケットにてツジツマを
合わせてみました。組みつけ完了!!
マフラーを製作して取りあえずシェイクダウンです!!
意外と走るではないですか。でも排気量計算をすると113ccとやや控えめ。。。
なんかメリットが少ないような。。。取りあえずパワーチェック!!
12500rpmで17.5ps!いい感じです。
その後、RS125のピストンを使いストロークをより近くするため何らか方法が無いかと
考え、試行錯誤の末何とかアドレス110のクランクを組んじゃいました。
詳細は次回の更新で紹介したいと思います。
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